将来やりたいことが分からない

8月に入って、甲子園が始まりましたね。私も小学生の頃から高校まで12年間野球をずっとやっていました。小さいころに見た甲子園がかっこ良くて、憧れて、そこに出るまでのハードルなんかも知らずに「ここに出たい!」って思ったのがきっかけでした。

 

正直始めたあとはなんで始めたかなんて全く思い出そうともしなかったです。ただ野球が好きで目の前のことに対して努力をして結果を出す。チームでの練習が終われば、次は個人で練習して、みんな口には出さないけど同じ様に家に帰ってから練習してる人がほとんどだったと思います。

 

終わってみれば甲子園なんて届きそうにもない、そんな結果でした。でも正直それは中学の時点で甲子園なんて夢のまた夢だ、そう感じていました。でもそんな夢に向かってとにかく努力をし続ける。多分、多くの人がそんな学生時代を過ごしているのではないかと思います。

 

さて、話は変わって、将来の夢が語れない若者って最近多いですよね。なぜ語れないのか?私は固定概念がついてしまっているからだと思います。就職するまでに誰もが紆余曲折なりながらも生活している。

 

そんな中で出来上がった常識の範囲内の中で物事を考えてしまう。昔小さいころに思い描いてた夢の、今考えると底抜けに浅はかであった夢を絶対にかなわないものだと思ってしまっている。

 

それはもちろん時間軸で考えた時に無理な夢はあります。例えば私が今甲子園に出場したいといってもあの熱量を感じながら野球を出来る場所は、もうありません。そんな時間軸での、その過去の時点でしか味わえない独特の雰囲気がある、というものは抜きにして語りましょう。

 

いま、皆さんが将来の夢を考える時ってどうやって考えますか。大抵の人は恐らく現時点での自分の能力を基準に可能か不可能かの判断を一度挟んでから考えています。ここが、問題なのです。

 

なぜ昔はただ憧れていたものを目指すのに努力することが出来たのに、大人になると現実的に不可能だと思いやめてしまうのか。将来の夢ってそんなものじゃないですか。実現できるかわからない、でもそれを実現するために必要なスキルや実績をつけるためにするのが就職じゃないんですか。

 

それを安定や会社名で判断して毎日つまんない人生を送る。私には何が楽しいのかわかりません。もちろん、一般的な家庭を築くのが将来の夢であれば正しい選択だと思いますが、全員が全員そういうわけではないと思います。

 

例えば、芸能人と結婚することが将来の夢、だとしている人がいるとします。だとすれば芸能人と結婚するためにはどんなマップが描けるか。幾つか選択肢があると思います。自分が芸能人、もしくは有名人になる、芸能人が集まるところに行けるような金持ちになる、事務所の社員になる、例えばこの3つがあったとします

 

仮にこの中から金持ちになるという選択肢を選んだ場合、とりあえず起業が近道だろうと、では起業するためにはどんな力が必要か、そんなことを考えながら自分で起業する分野や今後の伸びそうな分野を決めていく。

 

そして決めた分野で入りたい会社に入るために将来の夢を無理矢理でも作る。ここでいいう将来の夢とは、あくまで会社に入るために口にする夢であって、実現させたい夢ではありません。

 

そんなことでいいのか、という人がいるかもしれませんが、では芸能人と結婚するために将来起業して金持ちになりたい、そのために必要なスキルが身につくと思ったので入社させてください、間違ってもそんなことを言って入社させてくれる会社はないでしょう。

 

じゃあその会社に入ることが通過点だとすれば、嘘をついてでもなんでもその会社に入るのが自分のためです。どんな嘘をついて入社するかは自分の頭で考えてみてください。

 

結局世の中の構造なんてこんなものです。皆さんが将来の夢がないと騒いでいる一方、ホントに夢みたいなことを掲げながら、そのためにキャリアマップを作り上げている人もいます。

 

私もその一人です。所詮就職なんて人生の一つの通過点でしかありません。将来の夢も現時点で何が出来るかなんて関係ありません。何も出来ないのが普通で、何かできるようになるためにするのが「就職」です。

 

そんなことをふと、甲子園を見ながら考えていた日曜の正午です。。